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抽象さんと具体ちゃん

2017年9月15日

昼休憩を終えて、午後も仕事めんどくさいななんて思っていると、

やれやれ、またか。新人が上司に怒られている。アイスコーヒーを1口飲んで、小さくため息をつく。

抽象さん「なんでできないんだっ」

具体ちゃん「すみません(教えてもらってないし、わかるわけないし~」

抽象さん「考えればわかるだろ」

具体ちゃん「はいっ」(ウザい!辞めたい!)

 

こんなのはどこにでもある光景だろう?

 

場面をプライベートにうつそう。

 

休日の午後に買い物を終えてカフェで一休みだ。キャラメルマキアートの香りがフワッと鼻にのぼる。

 

やれやれ、ここでもか。

 

 

抽象さん「結婚てさ~、こういう人もいるし、こういうケースもあるし、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」

具体ちゃん「私はそんなこと言っているんじゃないの。私と抽象さんの将来のことを話したいの」

 

どちらの言い分もわかる。

 

上司にしてみれば共通点をひとつ教えればあとは考えてやれということだろう。新人にしてみれば、手取り足取り教えてもらわないと不安なんだろう。抽象さんにしてみれば、いちいち手取り足取り教えていたら、時間がどれだけあっても足りないし、成長もしないと考えているのだろう。具体ちゃんにしてみれば取引先に送る1通のメールでさえも、その都度確認してもらわないと不安なんだろう。

 

今日もいたるところで抽象さんと具体ちゃんが分かり合えないでいる。

 

分かり合う秘訣はほんのちょっとしたこと。相手がどこからその景色を見ているかを知ればいいだけなのに。