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「引き返すかどうかは君が決めることさ」シンプル様と選択

2017年9月8日

 

たまに褒められて、たまに怒られて、毎月決まった日に口座に給料が振り込まれて、たまに上司と飲みに行く。こんなサラリーマン生活も、悪くはないのではないかと思う私がいる。理想の暮らしというものとは程遠いけど、これはこれで我が人生なんじゃないかと時々思うことがある。

 

「あぁブラックコーヒーが苦い。カフェラテにしておけばよかった」

「ねぇ、シンプル様?外の世界でやっていけるかな?」

 

「君の未来はわからないよ。成功するかもしれないし、しないかもしれない。大事なのは君の選択で前に進むことさ」

 

「今日この瞬間にだって、いくつもの決意が生まれて、そして明日には消えていくだろう。人間の考えというものは、とかく移り気なモノさ。それを責めても仕方ないだろう。青山君、引き返すなら今だよ。今の君が会社を辞めて、そこで待ち受けているのは茨の道だよ。よく考えて選択しなさい。選択とは君の意志であり、生き方そのものさ。だから君自身で選ぶ必要がある。今、君は、君の嫌いだった会社というものに、君が思う以上に守られているのだよ。君が進もうと考えるその道には、君の間違いを叱ってくれる上司も、落ち込んだ君を飲みに連れて行ってくれる上司もいない。そこは君1人の孤独な世界さ」

「しかし同時に、常識外れの自由を手にできる可能性のある場所でもある。青山君、進むか留まるか、君自身の心に従いなさい。ただひとつだけ、君はもうすでに、かつて君がいた場所からずいぶん遠い所に来ているということだけは覚えておきなさい」