オススメ記事

パラダイムシフトする時、飛行機は離陸する

2017年9月18日

「タバコ臭いな。居酒屋って」

日本におけるタバコの歴史ってどのくらい長いんでしょうね?調べろよって話ですが、今回の内容的には知らなくても支障がないので飛ばします。

タバコって今は400いくらだっと思いますが、かつてはもっと安かったですよね。物価の影響はもちろんあるだろうとは思いますが、そうでなくとも、「タバコを値上げしろ」という声によって、なんだかんだ少しずつ値上げされていますよね。

「これ以上値上がりしたらやめる」っていうのもよく聞きますが、大抵の場合そんなことはなく、実際に値上がりしても、「生活が苦しい」と言いながら、その口から煙を吐いているわけです。もはや体を張ったボケですね。

 

「値上げしろ!値上げしろ!」と叫んでいる誰かさんは、もちろんタバコの依存性についてしっかり勉強済みなのだと思います。

 

つい先日バスに乗った時のことですが、バスの座席に灰皿が付いていました。前の座席の背もたれの部分にですね。その時私は、「時代が変わったなー」と思ったわけですが、同時に、「大局ではなかったんだなー」とも思ったんですね。

 

確かに私が乗ったそのバスではタバコを吸えません。以前は吸えたかもしれませんが今は吸えません。日本全体でもそうでしょう。それってものすごく大きな変化だと思います。昨日までできたことができなくなったのですから。喫煙者にとってもバス会社の人にとっても大きな変化だと思います。

 

 

でも全体として見たときに、「喫煙する」という行為に関しては、その前後で何も変わっていないはずです。

 

「これを機にタバコをやめよう」と考えた人は何人かいたかもしれません。実際にやめた人も何人かいたかもしれません。

 

でも「喫煙する」という行為は数に増減はあれどなくなりはしませんでした。

 

 

バスの喫煙に留まらず、喫煙スペースの大幅な縮小、値上がり、健康への害の訴え。

喫煙を取り巻く環境は変わり続けてきて、その度に、「もうタバコやめよう」と考える人が何人かいたり、実際に辞めたりする人はいましたが、今日今この瞬間、喫煙の習慣は生き続けています。

 

なぜか?

 

なぜでしょうか?

 

パラダイムシフトが起きていないからです。

 

パラダイムシフトというのは、価値観の変化のことです。つまり、昨日まで常識だったことが崩れ去る瞬間のことです。

 

牛肉のBSE問題が起きた時、牛肉の消費量が減りました。北朝鮮のミサイル問題に関して、グアムへの渡航者が減少したそうです。

 

でも牛肉は今でも食されていますし、今日もグアムに旅立つ人はいるし、それは明日も変わりません。

 

 

それはパラダイムシフトが起きていないからです。

 

 

もしも牛肉を食べたら必ず死ぬということにでもなったら、人間は牛肉を食さなくなるでしょう。

 

そうでない変化は、単なる延長に過ぎません。ジグザグな線を描いても、同じ世界のままなのです。

 

パラダイムシフトが起きる時、それは増減といった単なる延長ではなく、劇的に世界が変わります。

 

 

ちょうど飛行機が離陸する時のように・・・。

 

 

人生を劇的に変えるには、昨日までとは違う選択を、誰かには見えていて、自分には見えない世界があって、それを見たいと思った時には、パラダイムシフトを起こす必要があります。身近な例で言えば、

 

私がこれまでの人生で一番不安を感じたのは、本格的に起業家になるために会社を辞めた日だ。明日からもう給料はもらえない、健康保険も年金もない、病気欠勤に対する保障もなければ有給休暇もない・・・・・・私にはそのことがよくわかっていた。

『金持ち父さんの起業する前に読む本』 ロバート・キヨサキ / シャロン・レクター 白根美保子訳 筑摩書房 2006年 P7より引用

 

ロバート・キヨサキは従業員から起業家になる時、違うルールで勝負しなければならないと言っていますが、その選択こそまさにパラダイムシフトです。

 

昨日までとは全く違うルールで世界が動くようになる。昨日までとは全く違う景色になる。

 

 

 

 

「服ににおいつくんだよ(居酒屋にてタバコの煙にまかれて)」

 

でも当分このままでしょう。飲食店が全面禁煙になろうが、1箱1000円になろうが、喫煙者は喫煙者であり続けるでしょう。パラダイムシフトが起きない限りは・・・。