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自己啓発書はなぜ役に立たないのか?

こんにちは青山です。

全国の自己啓発書オタクの皆さん。本日はあなたに大切な話があります。単刀直入に言うとですね、「あなた成功できないですよ」

自己啓発書って読むと元気が出ますよね。その多くがプラス思考万歳みたいなものが多いので、読んでいると何でもできる気になって、「明日から頑張ろう」ってなりますよね。


ところが多くの場合、日常は何も変わりません。

 

なぬっーーーーーー!!!!!!!!!!!

 

自己啓発書を読んで、どれだけプラスの言葉に触れて、どれだけ心の中に情熱が燃えたぎろうと、多くの人の人生は何も変わりません。自己啓発書には読む人を気持ち良くする言葉・エピソードがたくさんあります。だから読んでいるだけで気分が良くなります。それはまるでお酒のようです。お酒を飲んで酔っ払っているときのあの万能感のようです。

告白します。私も口先だけの人間でした。


私も自己啓発書を読み漁っていました。

 

もう何冊読んだかは数え切れないくらいです。毎日のように読んで、もう「自分に不可能はない」くらいに思っていて、スケールの大きいことを考えて、でも肝心な人生は何一つとして変わっていませんでした。会社に行くのが嫌で朝起きられず、職場の扉を開けるのがしんどくて、上司に怒られて、素直に聞く気にもなれず・・・

 

そんな生活を送っていました。

  • そんなときに読んだ1冊の本


10年前くらい前に出版された本です。

『大富豪になる人の心の法則』パット・メシティ 金森重樹 監修


  • 注目したのは監修者が誰か?です


金森重樹さんを知っていますか?

インターネットを使った収益物件の仲介 通販大家さんの代表であり、多くの本の出版に関わっているやり手のビジネスマンです。

「行政書士は開業から3年は食えない」という常識を破り、開業当初から月商100万円以上を稼いだノウハウをまとめた『超・営業法』。収益不動産で稼ぐノウハウを惜しみなく公開した改訂版 不動産投資の破壊的成功法。底なし沼の借金地獄から這い上がった起死回生の法則を公開した借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記

他にも監修で、ダン・ケネディの常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学 コピーライティングの教科書的な本、ジョセフ・シュガーマンの全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術 マーケティング界隈では伝説的な本 ジェイ・エイブラハムの『ハイパワー・マーケティング』など多くの書籍に関わっています。

 

私が金森重樹さんを気になったのが、『ハイパワー・マーケティング』の監訳者あとがきを読んで、ちょっとむかついたからです。なぜむかついたのかと言うと、痛い所を突かれたというのと、自分の意見とは違うなと思ったからです。

でも本当に成功したくて、でも成功していないのなら、自分のやりかたが間違っているということです。そして金森さんは成功しています。だから金森さんが関わっている本を片っ端から買って読んでみることにしました。

あなた依存症?


『大富豪になる人の心の法則』冒頭部分の金森重樹さんの言葉です。

お前成功哲学書の依存症になってない?その本書いてる著者って本当に成功してる?何百万円の自己投資したって自慢してない?成功するために必要なスキルって、他にあるんだよ。

自己啓発書オタクになっていた私に、冒頭部分から厳しい言葉をこれでもかと投げつけてくれました(笑) 反抗期の頃だったら本破いてますよ(笑)

この本が他の本と違うところとは?


ある意味非常に複雑な構成になっている本です。なぜなら、金森さんが所々で解説を入れてくれているからです。複雑なというのは、その解説部分で金森さんが、著者パット・メシティの主張に否定的な言葉を述べているからです。

著者のパットが本文にて成功するためにはメンターが必要だと主張していることに対する解説文です。

メンターが必要というのは、たくさんの自己啓発のスピーカーが指摘していることですが、僕はポジショントークだと理解しています。

メンターが必要なら、自分のセミナーを聞いたほうがいいと言いたいのでしょう。

P190より

顧客満足度が高いことで知られるノードストロームという高級デパートでの最高の接客エピソードを語った部分では、

ノードストローム、ロールスロイス、リッツカールトンの神話の陰には何があるのでしょうか?

彼らは、本書に出ているような神話を意図的に演出し、それをメディアを操作することでPRの材料に使っているのです。

パットには申し訳ないですが、本書の話を真に受けて人のために一生懸命働き、他人に親切にすると、大富豪になれるとかんがえているとしたら、いいカモにされるだけです。

P224より

監修者が著者の意見を否定している本ってあんまりないですよね。ただし金森さんの意見が絶対的に正しいというわけでもありません。でも金森さんの話を聞くと、パッと目が覚めるかんじがするんですよね。「あー危ない危ない」って。盲目的に信じるところだったって。例えば、誰かが、「お金を稼ぐためには絶対にこれが必要ですよ」と言っていたとして、その人が話がうまくて、なんかお金持ってそうだなーというときって、「あぁそうなんだ。この人の言うとおりにしよう」ってなってしまう可能性があると思うんですが、ちょっと一瞬立ち止まって、「本当?」ってもう一度考えてみるのも悪くはないと思います。

最後に・・・


最後にですが、自己啓発書のありがたい言葉をこれでもかともらい受けて、情熱の炎をメラメラ燃やしている自己啓発書オタクがなぜ成功できないのか?を考えたいと思います。

おそらく本人自身はもうとっくにその答えに辿り着いていると思います。

 

そうです。本当に大事なことは、知識を誰よりも溜め込むことではなく、

ただ行動することなのです。

 

お読みいただきましてありがとうございました。

引用部分 『大富豪になる人の心の法則』パット・メシティ 金森重樹監修 椿正晴訳 主婦の友社 2007年