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知るということと理解することとの間には大きな開きがある

知識として知っているということと実際にやってみて理解しているということの違いについて。

知るということと理解するということは違う

「私たち大人が、熱くなったストーブがどんなものか知っているのは、みんな熱くなったストーブに触ったことがあるからです。私たちはみんな、触ってはいけないと言われたのに触ったのです。以下略・・・」

金持ち父さんの子どもはみんな天才/ロバート・キヨサキ/シャロン・レクター/白根美保子/筑摩書房/2002年/p308より引用

 

私はよく、以前付き合っていた恋人に「あなたはバカだ」ということを言われていた。

彼女曰く、「あなたは皆が当たり前に知っていることに気付くのが遅すぎる」ということだった。

 

彼女の言うことは、たぶん多くの場合的を得ているのだと思う。

私は時に自分でも恥ずかしくなるくらい、世間知らずだったりする。だから彼女の言っていたことはほとんどの場合正しかったのだと思う。

 

だけど1つだけ反論をさせてもらうとすれば、私には同年代のほとんどの人よりも知識が多いという自負があるから、その点から反論させてもらいたい。

本ばかり読んでいた

小学生の頃から私は本が好きだった。

 

学校の図書館にはよく行っていたし、親から勧められて読んだ『ハリー・ポッター』は自分でもビックリするほどハマって、毎日のように読んでいた。

 

本を全く読まない時期もあったけど、これまでの人生を通して、中学や高校、大学、社会人、だいたいの時期において本を読んできた。

 

ロバート・キヨサキは、子どもはそれぞれの性格によって学習タイプが異なると言っているが、私の場合、おそらく文字から情報を読み取ることが一番得意だった。

それがどこまで効果的かは別として、少なくとも私は本を読むことが大好きだった。

 

小学校の頃は『ハリーポッター』にハマったし、中学生の頃は、不良だった自分と大平光代さんを重ねて『だから、あなたも生き抜いて』を泣きながら読んだ。

高校生の頃は世界史の影響でドイツ文学にハマり、ゲーテの本を読み漁った。

 

大学時代はコミュニケーションに悩み、心理学の本を大量に読んだ。

 

大学を卒業してから会社員として働くようになってからは、ビジネスや投資の本を大量に読んだ。

 

 

文字という媒体を使った言葉は、私のとって人生の道しるべだった。本を読むといつもなぜか落ち着いた。私にとってのストレス解消法方法は、もしかしたら本を読むことなのかもしれない。

 

大学にも行った

そして大学でも、たくさんのことを学んだ。

人は通常、人生のどこかの時点で、学ぶこと=インプットよりもアウトプットに重きを置くようになる。

それはある人にとっては中学の卒業かもしれないし、高校の卒業かもしれない。

今では多くの人が大学進学して、大学の卒業と同時にインプットの人生からアウトプットの人生へとシフトチェンジする。

 

私は大学まで行ったから、その時点で少なくとも中学や高校の卒業と同時にアウトプットの人生へとシフトチェンジした人たちよりも、4年間多くインプットに時間を費やしいた。

資格もたくさん取った

私は今この記事を読んでくれているたいていの人たちよりも、持っている資格の数が多い。私は現時点で、私よりも多く資格を持っている人に出会ったことがない。

資格というのは、ある分野で専門的な知識を持っている者に与えられるものだから、その点で私は持っている資格の数だけ、専門的な知識を持っているということになる。

だけどわからないことばかりだった

知識だけなら、たぶん私は日本にいる多くの人たちよりも多い。

私の興味の及ぶ範囲は本当に幅広くて、難しい投資の本からゴキブリの生態系の本まで、ありとあらゆる本を読んだ。

今日だって、午前中だけで2冊の本を読んだ。

 

 

だけど私は、今でも人とのコミュニケーションに悩むし、女性にフラれる。

 

それの意味することは、たぶん人生は知識だけでは渡っていけないということなのだと思う。

 

女性が男性に、カッコよさやお金以外のことに意味を見出していると知ったのは、恋人を泣かせた時だった。

逆境が人を成成長させるという言葉の意味を知ったのは、貯金がほとんどなくなって来月には生活できないかもしれないとわかった時だった。

 

私はこの記事で、「知識を増やすことは意味がないことだ」と言うつもりはない。

 

だけど私のこれまでの人生での結論は、ロバート・キヨサキ氏が書いたように、ストーブを触ると火傷するから触ってはいけないということを知っていることと、実際に触ってみてそれを理解することとの間には、大きな大きな溝があるということである。

 

誰もがそうとは限らないけど、たぶん多くの人たちが、たぶんあなたもそうだ。

 

ほとんどの人たちは、物事を知識として知るということ以上に、実際に自分の手でやってみることで多くのことを学ぶ。そしてそれが、【知る】ということと【理解する】ということの違いなのだと私は確信している。

 

だからまずは、結果的に失敗しようがどうなろうが、まずは自分自身でやってみることが、物事を理解する最善の方法なのだと私は考えている。

 

これが、元恋人への私の反論だ。

 

お読みいただきありがとうございました。

そしてこんなバカな私と一緒にいてくれ、いろいろなことを教えてくれた元恋人に心から感謝している。